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今日も昼寝部 〈オーストリア支部〉

移住に最適な国 ランキング第7位(2016)のオーストリアより

初めての妊娠→流産 記録②

からだのこと

さて、紹介状を持って、地元の婦人科クリニックへ行ってきました。朝一(7時半です!眠かった。。)で行ったおかげもあり、あまり待たずに診察が回ってきました。

 

どなたの参考になるかもわからないし、こういうことはできれば他の方には経験して欲しくないのですが、自分のメモ代わりに記録しておきます。

 

まずクリニックの受付に行き、紹介状を持ってきたのだけれど、と告げると、受付を済ませてください、と同じ階の別の窓口を紹介されました。そこで、健康保険カードを提出し、名前や出身、住所などを申告し、名前などの印刷されたシールや書類などを発行してもらいました。

それを持って、一番最初に行った受付に提出。そこで問診票を記入してくださいと言われました。これまでの病歴だとかアレルギーだとか、ごくごく普通のことを記入します。あと、血液型も聞かれました。Aポジティブです。と伝えたけれど、証明書がなかったので、結局後で血液検査をすることになります。(まぁこれは普通でしょうね)

 

問診票を提出してから15分ほど待ったでしょうか。診療開始時間をすぎると、次々とお腹の大きな女性たちがやってきます。心なしか皆すごく充実した表情で、あぁ、彼女たちはキラキラした未来を見ているなぁと感じました。

お腹の大きな女性たちは、みな黄色いMutter-Kind-Passを手にしています。いわゆる母子手帳オーストリア版ですね〜。

自分の妊娠がうまく行っていれば、昨日私も診療所であの手帳をもらえたのかもしれないなぁと思うとちょっと辛くなります。

 

そうこうしているうちに名前が呼ばれました。

いざ診察!

もしかしたら今日はエコーに画像が映るかもしれない。とわずかな期待も込めて診察室に入りました。

おそらく私と同い年くらいの男の先生でした。

昨日私が診療所で言われたことを説明すると、まずは今日もエコーで見てみましょう。と言われました。

 

日本の産婦人科経験がないので私はこちらのやり方に慣れていますが、こちらでは先生と患者の間にカーテンとかありません。もろ対面です。初対面の人(男性だろうが女性だろうが)にがばっとおまたを見せるのはやっぱり少し抵抗がありますねぇw

 

さぁ、エコーが始まりました。画面に映っていたのは、昨日と同じ真っ黒い空洞でした。わずかな望みもここで終了ガラガラ。

色々な角度から映して、空洞のサイズなどをチェックしていく先生。

「気持ち悪いだろうけどもう少し頑張ってくださいね〜」と先生はすごく感じが良いのが救いです。

 

結果、やはり昨日の診療所の先生の言った通り、胎芽がどこにも見られませんでした。

 

「これはよくあることです。むしろ貴女が妊娠できるということを証明したことでもありますからね。」

と言われました。そうなんですよね。悲しい結果に終わってしまったのですが、まだ自然に妊娠できるということが今回わかったのは大きな収穫と思わなくてはなりません。

 

そして、先生から今後の処置の方法について説明がありました。昨日の先生と同じように、二つの選択肢があることを告げられます。

「貴女が選びたい方を選んでください。」と言われたので、私は、手術するのはちょっと怖いです。というと、「それこそ貴女の答えですね。では薬で処置しましょう」と。「ただし、薬での処置は稀に、5%くらいの確率でうまく行かないことがあります。その時は手術になります」とのことでした。5%にはなりたくないなぁ。。。

 

薬での処置はこのようなものです。

Mifegyne*1を3錠服用

48時間後に、Cyprostol*2を2錠服用

3時間経っても出血が始まらない場合はさらにCyprostolを2錠服用

10日後診察

 

その場でMifegyneをごくごくと水と一緒に飲みました。48時間後なので明後日の午前中にCyprostolを服用します。

 

先生が言うには、「出血は痛みを伴うので、Cyprostolを服用する30分くらい前に手持ちの鎮痛剤、なければ処方しますが、普通の鎮痛剤ならどれでも結構です、を服用してください。出血は最初はすごく多いですが、徐々に少なくなりますからね。でも何か問題があればいつでも受診してください」とのことでした。

帰宅してから、このような方法で処置した方たちのブログを見ると、かなり痛いようで、しかも出血の量もとても多そう。すでに怖気付いています。。。手術の方がよかったのかしらとちょっと後悔したり。

 

なので、今は次の薬の服用を待っている最中です。やっぱりでも気になってしまって、もうすでに気のせいか、お腹が痛いようなそんな気すらしています。こんなんで大丈夫なのか、私。。。きちんと最後まで頑張れるかなぁ。いや、頑張らないといけないんだから。頑張るしか選択肢がないんだから。。。

 

*1 Mifegyne ミフェプリストン

ミフェプリストン (mifepristone) は、抗グルココルチコイド作用と抗アンドロゲン作用も持つ薬物。主に人工妊娠中絶に使用され、「RU-486」、「中絶用ピル」と表現されることもある[1]。日本では未承認の医薬品で、販売は薬事法で禁止されており、医師が使用する場合を除いて使用者は刑法の堕胎罪に抵触する。

  wikipediaより

 

*2 Cyprostol ミソプロストール

 

  粘液や重炭酸イオンの分泌を促進するほか、壁細胞に直接作用してヒスタミンガストリン刺激による胃酸分泌を抑制する[1]。腸管の蠕動運動を促進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を起こす。子宮平滑筋に作用し、子宮収縮作用を持つ。

            

   wikipedia より

 

これらの説明を読むと、要するに、これらの薬によって人工中絶をするということなのですね。。。中絶したくないのに、しなければいけないなんてほんと悲しい。まさか私が中絶させる薬を服用することになるとは。。。

これまで、人生何事も経験と思ってきたけど、こんな経験はしないにこしたことはありません。しない方が良いに決まっています。

 

でも、今回のことで思うのは、世の母親の皆さん、いや女性の皆さんの中にはこういう経験をしている人が思いの外居るんだろうな。いやこういう経験をしていなくても、妊娠に伴う不安と40週付き合って、大変な思いで出産をして、子供が生まれてからも、それこそ心配の連続なんだろうなぁ。ということ。

自分の母親がどんな大変な思いで妊娠、出産、子育てをしてきたのかということ。

女性ってなんてすごい生き物なんだろう。なんてたくましいんだろう。

私も強くなりたい。皆頑張っているんだもん。私にできないはずがない!と言い聞かせて、明後日に迎えるXデーに臨みたいと思います。