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今日も昼寝部 〈オーストリア支部〉

移住に最適な国 ランキング第7位(2016)のオーストリアより

初めての妊娠→流産 記録①

からだのこと

今年の始め、生理予定日になっても生理が来ず、ついに来たか!と予定日の1週間ほど後に妊娠検査薬を買ってきて(初めて買ったのですが、結構高いんですねぇ)、検査したところ陽性。

それからすぐに近所の産婦人科に検査の予約を入れに訪れたところ、「まだ時期が早いですからね。」と2月14日の予約になりました。

しかし、その予約していた日の数日前に下腹部に軽い痛みを感じたので、結局予約前倒しで受診しました。

私の計算ですと、多分その時6週目くらいだったと思います。

その時の受診で処方された薬がこちら

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プロゲステロンというホルモン剤です。先生曰く、人工授精した人なども普通に使うホルモン充填薬ですとのこと。

プロゲステロンは、赤ちゃんの育つ子宮内膜をふかふかに保つホルモンで、妊娠すると多く分泌されるようになるホルモンなのだそうです。

しかし、私は病気でもないのに人工的にホルモンを体に入れるのに抵抗があったのと、この時期にダメになる妊娠は、もともと染色体のエラーによるもので、母体とは関係がないというのをネットで読み、ここはひとつ自然に任せてみようと思い、結局一度も服用しませんでした。

 

そして、迎えた2回目の診察が昨日。私の判断ですが8週の3日目くらいだと思います。

前回はまだ時期が早いからエコーで胎嚢の中がきちんと確認できなかったのですが、今回はしっかり確認できました。

画面に写っていたのは、まぁるい形の穴でした。ぽっかりと空いた黒い穴。そうです、胎嚢の中に何もなかったのです。

 

実は、前回の診察の時の先生の雰囲気から、なんとなくマイナスな予感は感じていました。でも、今回はしっかり先生の口から、「残念だけど、胎芽(ドイツ語でEmbryo)が育ってないですね」と言われました。

 

つわりらしきものも特になかったし、胸がはるとかそういうのも特に感じなかったので、言われた時はすんなり納得した自分がいました。

 

その後、先生が言ったことは、この胎嚢を取り除かなければならないけれど、そのためには二つ方法がある。ひとつは手術で吸い出す方法、もう一つは薬で出す方法。

どちらでもあなたが好きな方を選べます。とのこと。

 

その処置のためには、この診療所ではなく、大きな病院に行かないといけないので、その紹介状(Überweisung)を書いてくださいました。

 

紹介状をもらってから帰宅するまでのわずかの道のりを、一人で色々考えました。あぁやっぱりだめだったかぁ。残念だなぁ。計算だと九月末が出産予定だったから夏休みの帰国も今年は無理だと思ってたのに、なんか全部考え直さなくちゃなぁ。とか。

 

帰宅して、相方にダメだったと伝えると同時にすごく悲しくなって泣きました。私にとっては、念願の初めての妊娠で、すごく嬉しかったのにまさかこんなことになるなんて。。。

せめてもの救いは、胎芽を一度もみることなくこの妊娠が終わってしまったことでしょうか。おそらく私の今回の妊娠は受精卵がかなり早い段階で細胞分裂をするのをやめてしまったようで、赤ちゃんの姿を見ることは一度もありませんでした。だから、まだなんとなく救いがあるというか。。。

 

でも、自己流ですが、この2年ほど妊娠を試みていて、やっと叶って、これからの妊婦生活のために、色々と準備しなくちゃなぁとワクワクドキドキしていた矢先のことだったので、すごく悲しいです。卵の段階だけだったとしても、私にとっては初めての赤ちゃんでした。

どこかへ消えてしまったけど、一瞬でも宿った命でした。両親に妊娠を報告したら喜んでくれるだろうなぁと、報告できるのをすごく楽しみにしていました。

やりきれない思いでいっぱいです。

ここ1、2年同僚たちが次々と妊娠し、皆無事に出産をして子育てをしているのを見ているので、私もきっと彼女たちに続けるのだろうなぁと思っていました。

 

このような初期の流産というのは、妊娠の15%ほどの確率で起こるのだそうです。特に私はもうすぐ40代になります。思いっきり高齢です。だから、この確率はもっと高いはず。

生理周期は20代の頃からほぼ狂うことなく、基礎体温も低すぎず安定していたので、妊娠には高齢だけれど、私はきっとすぐ妊娠できるんじゃないかとたかをくくっていました。自分の体のことを見くびっていました。

相方と付き合いだした30代前半頃はまだ妊娠したくなくてピルを飲んでいたこともありましたが、今思うと、あの若いときにさっさと妊娠に向けて舵をきっておくべきだったかなぁと後悔しています。

浅はかでした、自分。

でも、今となっては後悔先立たず。現実を受け入れるしかありません。

 

ベェベェ泣いて、泣きはらした目をして、今日は紹介状を持って婦人クリニックへ行ってきました。

 

続く。