今日も昼寝部 〈オーストリア支部〉

移住に最適な国 ランキング第7位(2016)のオーストリアより

妊娠、流産した時に知っておくと良いドイツ語

相変わらず今日も出血が続いています。量は少なめです。体温は今朝はまた少し下がって36.62度だったかな。

まぁ、これからしばらくは体温もガタガタでしょうね。。。

先週の水曜から病欠している私、スーパーへ行くため久しぶりに外出しました。もともと家が大好きで、ほおっておくとすぐ引きこもりになりがちな私ですので、今回3、4日外へ出ないのはそれほど苦ではなかったのですが、やっぱり動かないと体力が落ちます。

普段のペースで歩いていたら、1キロほど先のスーパーへたどり着くまでに息切れしました。。なんてこった!

病欠が明けたらしっかり体力づくりしなければと思います。

 

さて、今日は今回の妊娠及び流産でよく目にしたドイツ語をいくつか紹介しようと思います。私は知らないものがほとんどでした。多分、専門用語というか、かなり限られた場でしか使わないような言葉なのかもしれませんが、興味のある方はどうぞご覧ください。

 

die Gynäkologie              産婦人科医学

der Gynäkologe              産婦人科医

die Geburtshilfe              助産

die Schwangerschaft      妊娠

die Aufrechterhaltung     維持

die Fehlgeburt                 流産

der Abort                         流産

die Abgang                     流産

die Kontraktion               収縮

die Ausschabung           掻爬

die Frucht                       胎児

die Vorgang                    経過 プロセス

die Gebärmutter             子宮

die Geburt                      出産 誕生

die Verhütung                避妊

der Embryo                    胎児(日本のように胎芽、胎児という区別がないみたいです)

absterben                       枯死する

ausstoßen                      押し出す

einleiten                         引き起こさせる

die Blutung                    出血 月経

die Regel                       月経

anhalten                        持続する

die Kürettage , die Curettage     掻爬

die Komplikation            合併症

die Nebenwirkung         副作用

auftreten                        生じる

die Übelkeit                    吐き気

das Erbrechen                嘔吐

die Benommenheit         めまい

die Hitzewallung             ほてり

der Schüttelfrost             寒気

das Unwohlsein              軽い体調不良 気分がすぐれないこと

die Schmerztablette       鎮痛剤

 

動詞も名詞も区別なくただ羅列しました。妊娠、流産のような場面で使われる場合の意味として記述していますので、もちろん他の意味がある言葉もあります。また、日本語訳は同じ言葉だけれど、使用される場合によって同じ意味になるという意味で、違う言葉も紹介しました。(die Abgangとdie Fehlgeburt等)

しかし、こうやって見ると、女性名詞多いですね。産婦人科分野に関わらず、医療用語には女性名詞が多いのでしょうか??

 

妊娠に関する言葉には多くの方が出会うと思いますが、流産するときに目にする言葉は、こういう機会でもないと普段はなかなか見たり聞いたりすることが少ないのではないでしょうか。

私の場合、ちょっと前まで稽留流産や枯死卵という言葉も知りませんでした。もちろんこのような言葉に縁がない方がずっと幸せです。でも、残念ながら私はこのような言葉を知らざるを得ない状況になってしまいました。

だったら転んでもただで起きたくない。上の言葉ちゃんと覚えて自分のドイツ語の語彙を増やそうと思います。

 

この言葉はドイツ語でこのように言うんだ〜と、ご覧になってくださった方の豆知識程度になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

初めての妊娠→流産 記録⑥

大きな体の変化はなく、記録というものでもなくなってきたのですが、一応来週の検診までは経過を記録して行こうかなと思います。

 

今朝の体温は昨日と比べるとまた上がり、36.92度でした。体調は悪くはないのですが、時折生理痛のような腹痛がやってくることがあるので、その時には湯たんぽを抱っこして凌いでいます。

 

多くはないものの出血も続いています。お医者さんも、「2週間くらいは出血が続くかもしれませんから」とは言っていたので心配はしていません。

むしろ、もう、出るもんは出るだけ出ろ!という感じ。生理が始まったのが12歳頃のことでしたので、それからこれまで溜まってきたゴミなども、もういっそのことこの際一掃させてしまえたら良いなぁと思います。

 

そして、せっかく頂いた機会なので、これを機に、体に良さそうでないものはできるだけ食べないということも心がけたいなと。サラミを沢山食べられる〜などと、いつぞやの記録に綴っていますが、別にサラミがなくたって生きていけるわけで。。

ストレスがたまるとポテチを一気食いすることも結構あったのですが、今後改めようと思っています。

そして、面白いことに、ここのところクッキーやケーキ、チョコレートなど甘いものに対してそんなに美味しいと思わないのです。

妊娠中はそれこそ毎日のように甘いものを食べていた(食べたくなった)のが、今はクッキーとかも1,2個食べたらもうお腹いっぱい。

砂糖は体によくないと言いますし、ひょっとしたらこれも体の防衛本能なのかしらん。

 

さて、毎日経過記録だけでも退屈になってしまいますので、今日は、今回の流産のための処置について病院でもらってきた説明書きを紹介してみようと思います。

 

 

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このような説明書きを、この前クリニックに行った時にもらってきました。一応ここに書かれてあることは先生がきちんと説明してくれたのですが、それでも、当時精神状態も相当酷かったし、おっちょこちょいの私では、言われたことをきちんと覚えきれなかったと思うので、とてもありがたいことです。

 

余談ですが、診察の際、「ちょっと自分でメモしても良いですか?」と先生にペンを借りた時、先生が「お!素晴らしい!さすが日本人ですねえ」と褒めて(?)くれました。。^^;

 

このプリントはMifegneを服用する人に向けての注意書きなどが表記されてあります。

まず、最初に『使用方法及び治療方法、副作用』について。

先生の前でMifegyneを服用していますので、そのあとのことが説明されています。

 

特にアレルギーがない場合は、何月何日何時に2錠Cyprostolを服用する1時間ほど前に鎮痛剤を飲んでください。

それから3時間経っても出血が見られない場合は、さらに2錠Cyprostalを服用してください。

 

続いて

『MIfegyneの作用、治療計画、副作用について』

Mifegyneは妊娠維持に必要であるプロゲステロンというホルモンの働きを阻止します。このことによって、子宮入り口が柔らかくなり、開くことによって、子宮の収縮を促します。そして最終的に、出血し、流産が始まります。

この薬は、妊娠のとても初期で、死亡した胎児が2cmまでの時期に使用することができます。

 

『Mifegyneの使用方法 治療計画、副作用について』

薬物による中絶は次の2段階で成されます。

・Mifegyne(3錠)の服用。これによって治療が始まる
・その36〜48時間後にCyprostolの服用
10日から14日後に、排出プロセスが完了しているかどうか検査のための診察が必要です。
・Mifegyeの服用後に出血が始まる場合があります。しかし、これは胚芽が排出されたという意味ではありません。予定通りCyprostolを2錠服用してください。
・4〜5日はタンポンの使用は禁止
・多くはCyprostol服用後、3〜4時間で出血が始まります。この出血は普段の生理より多い可能性があります。そしてMifegyneの服用後12日くらいまでは少量の出血が続きます。
 

『副作用と合併症について』

・出血、下腹部痛、痙攣
・吐き気、嘔吐、下痢
・稀に蕁麻疹
・めまい、ほてり、寒気、熱、気分がすぐれない
 
1〜4%の確率で、胎児が完全に排出されないことがあり、外科的処置(掻爬手術)が必要な場合があります。
 
以上のようなことが表記されています。先生も言っていましたが、一番最後に書かれてある、「1〜4%の確率で・・」という文章。薬で排出しきれなかった場合はやはり掻爬手術が必要なのだそうです。というか、この「掻爬」という言葉、見るだけでも嫌な気分になってしまいます。。。
 

私の場合は、2種類目の薬の服用を待たずに出血や腹痛が始まりましたが、きちんと2種類目の薬は先生に言われた通り48時間後に服用しました。

 

さて、今日はここまで。。

初めての妊娠→流産 記録⑤

最初の薬を飲んで三日目の朝。体温36.58度。昨日までまだ高温が続いていたのが、今日グッと下がりました。私の体はもう妊娠状態でないことをちゃんと理解したようです。人の体って本当に不思議。というか生命って不思議。

 

昔、高校生くらいの頃にテレビで見た化学番組で「生は、死によって支えられている」と、細胞のアポトーシスについて解説されていたのが衝撃的で今でもよく覚えています。

何も細胞だけに言えることではなく、生命ってそうなんだと思います。今回の流産についても。人類という種を良い状態で保つために、弱い細胞が自ら死を選んだのだと。

目に見えないほど小さいのに、細胞たちのそのような活動によって我々は支えられているのだ。そう思うと、自分を構成している細胞の一つ一つに感謝の念まで湧いてくる。

 

アポトーシスアポプトーシス[1] (apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。ネクローシス(necrosis)の対義語として使われる事が多い。

   wikipediaより

 

さて、ここ数年、生理がすごく軽くて、二日目でも経血がすごく少なく、生理自体3,4日くらいで終了という感じでした。

もっと若い頃は二日目とかは漏れるのを心配しないといけないくらい量が多かったのに、やっぱり高齢になるにつれてそうなるんでしょうかね。勢いがなくなるといういか。

 

で、今回の流産で久しぶりにかなりの出血の様を見て、変な話、あぁこんなに出て行くものがあったのかぁと感心したのです。

ここ最近の生理時の経血の量では、十分子宮の中がリセットされていなかったんじゃないかなと思いました。

だから、今回の流産にしても、当然の結果だったのかもとすら思えてきます。

十分に寝床が整っていないところへ、受精卵が着床しても上手く育たないんじゃないかな、って。

 

だから、今回の流産は、本当に残念だったけれど悲しかったけれど、次ちゃんと妊娠するためのステップであると信じたい。

そうであってほしい。

 

2,3日前まではそういう考えを持つこともできないくらい落ち込んでいたけれど、今は結構前向きになっています。

妊娠したと知って食べるのをやめたサラミをモリモリ食べようと思うし、日本に帰国したらお寿司とかも食べておきたいし。

産休に入るから関係ないやと思っていた、夏以降の仕事も頑張りたいし、プライベートでも挑戦してみたいことが出てきました。

 

願わくば、また近いうちに妊娠したいけれど、妊娠していることで諦めざるを得なかったことが、今また課題として目の前にあります。

 

とりあえず前を向けるようになったことは大きな進歩。

 

正味たった1ヶ月半ほどの短い短い妊娠生活でしたが、ホルモンの量が変わってしまうのか、いつも悩まされていた肩こりがすっかり治ってしまったり、吹き出物が出なくなったりと面白い体の変化がありました。

ですが、今日体温も下がったし、それに伴ってきっとこれらの変化も徐々に元に戻っていくのでしょう。ちょっと寂しいです。

 

私の短い短い初めての妊娠生活。たくさんの学びがありました。「お前は本当に子供を持ちたいのか?なぜ持ちたいのか?ちゃんと育てていけるのか?」ということを神様に問われているような気になりました。

沢山泣いたけれど様々なことを考える機会を与えてもらったと思っています。

 

初めての妊娠→流産 記録④

おとといの午前九時頃だったかな、クリニックのお医者さんの診察時にMifegyne(お医者さんからもらった説明書きには、プロゲステロンをブロックし、子宮の入り口を開くための薬とある)を服用したのが。

 

その48時間後に次の薬Cyprostol(子宮収縮剤)を2錠服用してくださいとのことだったので、今朝服用しました。

今朝は昨日ほどの痛みは殆どなく、昨日がピークだったなという実感があったのですが、それでも痛むのが怖かったので、Cyprostolを服用する前に鎮痛剤も飲みました。

 

昨日、どうにもこうにも痛くて辛くて鎮痛剤を飲んだのが午後3時とか4時とか。薬が効いている間は痛みが和らいでブログなんかも書く余裕があったのですが、夜そろそろ寝ようと思ってベッドに入った23時頃からまた痛みが復活してきました。

このままだと今夜は眠れないと思ったので、そこでまた鎮痛剤を服用。昼間より効いて来るのに時間がかかった(気がするけど、同じくらいだったのかもしれません)ので、それまで必死で耐えました。

 

気がついたらしばらく眠っていて、目が覚めたのが多分夜中の2時とか3時とか。トイレに行くと、そこで3,4cmくらいの塊がつるりと出てきました。

後にも先にもああいう塊が出たのはあれっきりなので、多分あれが胎嚢だったんじゃないかなと思います。

それから寝床に戻ったものの、なかなか寝付けずに明け方までスマホで時間つぶし。

 

今朝になって薬が切れて来る時間になっても殆ど痛みがなかったので、ああ、あの塊が出たのがピークだったのかなとなんとなくそう思います。

 

それでもお医者さんに言われていたように、鎮痛剤、そして子宮収縮させるための薬を午前中に服用しました。

 

こんな短期間に続けて鎮痛剤を服用したのは生まれて初めてだと思います。最近カフェインを殆ど取らない生活をしていたけれど、鎮痛剤の中にはたっぷり無水カフェインが含まれているので、このカフェインが抜けるときに頭痛とかが起こらなければいなぁと願うばかりです。。。

 

そうこうするうちにちょっと疲れてきたので少し横になりました。と思ったら数時間寝てたw

起きると、下腹部がちょっと痛いというか気持ち悪い感じですが、鎮痛剤が必要なほどではありません。今日もゆっくりしたいと思います。

痛みが和らいだとはいえ、まだ普段のようにサクサクっと家事もできず、動けず、相方に任せっきりです。(このおかげで、相方が上手に鍋でご飯が炊けるようになったのが嬉しい。)

 

しかし、今改めて思うのは、妊娠してもそこから様々な過程が待ち構えているということ。妊娠することが目標で、やっと妊娠できたときの私には想像もできませんでした。

そりゃ、子宮外妊娠や稽留流産についてはネットで読んだこともあったので知識としては持っていましたが、まさか自分がそれを経験するなんてことは想像もしていませんでした。

 

でも、今回のことで、そういうまさかに出会ってしまうことがあるということを身を以て学びました。

順調に妊娠、出産をしている同僚たちにも、もしかしたらこういう経験があったのかもしれないし、少なくとも、そういう不安は持ったことがあるんじゃないかなと想像します。

これは経験しないとわからないことでした。

 

さて、おそらく峠は越えたと思われるのですが、せっかくなので明日も続きを書こうと思います。

 

この3日間外に出てないし、動いてないし、体力落ちてるだろうなぁ。。。

初めての妊娠→流産 記録③

いつ痛みが来るのか、出血が来るのかという不安もあり、あまりよく眠れなかったものの、昨日と大した変化もなく起床。

あ、そうそう、昨日から1週間病欠扱いなので、仕事はきっちり休んでいます。体調が悪い時にしっかり休めるこちらのシステム、ありがたいです。

 

今日は朝から二月下旬とは思えないほど暖かく、窓を開けていると入って来る風が心地よく、しっかり掃除機をかけ、玄関の掃き掃除をし、シャワーも浴びてスッキリ。

 

本当に痛みや出血がやって来るのかな?というような感じでした。

 

昨日病院で、血液検査(血液型やホルモン値を調べるため)をしたのですが、その時、「明日お昼以降にこの番号に電話して、血液型の結果を聞いてください」と言われていたので、病院に電話。

名前と生年月日をいうと、「はいはい、昨日薬を飲んだ方ね。A型ポジティブですよ〜」とのこと。

 

A型ポジティブというのは知っていたし、診察時に申告もしたけれど、それを証明するものが何もなかったので、血液型もちゃんと調べてくれたのです。血液型調べるのって小学生の時以来だなぁ。

 

で、今日の任務を終えのんびりしていたところ、午後三時頃から生理痛のような痛みがだんだん強くなってきました。

横になって少し眠ったのですが、夕方目をさますと、痛みはさらに大きく。。。意識して息を吐いて気を紛らわします。でもどうにもこうにも辛くて、足先は冷や汗で冷たくなってきました。

 

出血が始まった感じもあります。生理痛は私はかなり軽いのですが、今日の痛みはその生理痛のすごくしんどい版。ベッドの上で体を折り曲げ、大きく息を吐くことをしばらく続けました。

でも、本当に辛かったので、鎮痛剤を飲むことにするのですが、食欲がなく今日は朝からあまり何も食べてなくて胃が空っぽ。

 

相方にご飯を炊いてもらうことにしました。ご飯が炊けるのを待つ間も痛みのためにベッドでくねくね。

 

ご飯が炊けると、普通に歩けずに、体を折り曲げながらベッドを出てテーブルまで行き、それでも普通に座っていられないので、床に突っ伏しながらなんとか少しご飯を食べ、藁をも掴む思いで鎮痛剤を飲みました。

 

それから薬が効いて来るまで、そうですね、多分15分から20分くらいだったと思うのですが、痛みで苦しく、見よう見まねで「ヒーヒーフー」とか呼吸をして頑張りました。

 

薬が効いて来ると、すーっと痛みが和らぎました。普段薬が嫌いで、鎮痛剤のお世話になったことはここ数年記憶にもないくらいなのだけど、今回は本当に西洋医学に感謝。

薬がなかったら、地獄でした。。。

痛みが引いても、たまにちょっと痛みを感じるのですが、もりもり食欲が湧いてきて、食べ残したご飯やおやつなどを、ここぞとばかりに摂取。

次いつ痛みが戻って来るかわかりませんしね。

 

出血はどんどん多くなって、トイレに行くと生理のすごい重いバージョンのような血の塊がどんどん出てきます。

 

子宮を収縮させる薬は明日の朝飲む予定なのだけれど、この分だと、それまでに子宮の中の不要になったものが全部出てしまうのではないかと思うくらい。

出血が始まっても、ちゃんと薬は飲んでください、と病院からもらった説明書には書かれてあるので、明日ちゃんと薬は飲みますが。

 

薬のおかげで今は本当に楽になって、こうやって今日のことを綴っていられるのですが、次いつ痛みが戻って来るかと思うとちょっと怖いです。

ネットで、こういう流産を経験した方のブログなどを読んで、わかっていたつもりだけど、本当、生理痛の最強版ですね。。。

 

でもお産の時の陣痛って、きっとこれよりまだまだ痛いのだろうし、私みたいに鎮痛剤も使えないだろうから本当に大変だなぁと想像できます。

そして、少しだけでもそれを経験できたことは収穫だと思います。

 

鎮痛剤は6時間は間を開けて、一日に2回までしか飲んではいけないので、今夜鎮痛剤が切れる前に少しでも眠れたら良いなぁと思うのですが、さぁどうなんでしょう。

 

でも面白いことに、このプロセスが始まるまでの方が痛みに対しての不安が半端なくて怖かったのですが、いざ痛みの渦に巻き込まれてしまうと、不安に思う余裕がなくなってもう受け入れる&乗り越えるしかないので、精神的には昨日よりずっと楽です。痛いですけど!!

 

そのおかげもあるのか、今日は泣くこともほとんどなく安定しています。この怒涛の過程が過ぎ去ったあと、振り返ってみて自分がどう感じるのか分かりませんが、とにかく自分の体を信じて頑張ろうと思います。

 

初めての妊娠→流産 記録②

さて、紹介状を持って、地元の婦人科クリニックへ行ってきました。朝一(7時半です!眠かった。。)で行ったおかげもあり、あまり待たずに診察が回ってきました。

 

どなたの参考になるかもわからないし、こういうことはできれば他の方には経験して欲しくないのですが、自分のメモ代わりに記録しておきます。

 

まずクリニックの受付に行き、紹介状を持ってきたのだけれど、と告げると、受付を済ませてください、と同じ階の別の窓口を紹介されました。そこで、健康保険カードを提出し、名前や出身、住所などを申告し、名前などの印刷されたシールや書類などを発行してもらいました。

それを持って、一番最初に行った受付に提出。そこで問診票を記入してくださいと言われました。これまでの病歴だとかアレルギーだとか、ごくごく普通のことを記入します。あと、血液型も聞かれました。Aポジティブです。と伝えたけれど、証明書がなかったので、結局後で血液検査をすることになります。(まぁこれは普通でしょうね)

 

問診票を提出してから15分ほど待ったでしょうか。診療開始時間をすぎると、次々とお腹の大きな女性たちがやってきます。心なしか皆すごく充実した表情で、あぁ、彼女たちはキラキラした未来を見ているなぁと感じました。

お腹の大きな女性たちは、みな黄色いMutter-Kind-Passを手にしています。いわゆる母子手帳オーストリア版ですね〜。

自分の妊娠がうまく行っていれば、昨日私も診療所であの手帳をもらえたのかもしれないなぁと思うとちょっと辛くなります。

 

そうこうしているうちに名前が呼ばれました。

いざ診察!

もしかしたら今日はエコーに画像が映るかもしれない。とわずかな期待も込めて診察室に入りました。

おそらく私と同い年くらいの男の先生でした。

昨日私が診療所で言われたことを説明すると、まずは今日もエコーで見てみましょう。と言われました。

 

日本の産婦人科経験がないので私はこちらのやり方に慣れていますが、こちらでは先生と患者の間にカーテンとかありません。もろ対面です。初対面の人(男性だろうが女性だろうが)にがばっとおまたを見せるのはやっぱり少し抵抗がありますねぇw

 

さぁ、エコーが始まりました。画面に映っていたのは、昨日と同じ真っ黒い空洞でした。わずかな望みもここで終了ガラガラ。

色々な角度から映して、空洞のサイズなどをチェックしていく先生。

「気持ち悪いだろうけどもう少し頑張ってくださいね〜」と先生はすごく感じが良いのが救いです。

 

結果、やはり昨日の診療所の先生の言った通り、胎芽がどこにも見られませんでした。

 

「これはよくあることです。むしろ貴女が妊娠できるということを証明したことでもありますからね。」

と言われました。そうなんですよね。悲しい結果に終わってしまったのですが、まだ自然に妊娠できるということが今回わかったのは大きな収穫と思わなくてはなりません。

 

そして、先生から今後の処置の方法について説明がありました。昨日の先生と同じように、二つの選択肢があることを告げられます。

「貴女が選びたい方を選んでください。」と言われたので、私は、手術するのはちょっと怖いです。というと、「それこそ貴女の答えですね。では薬で処置しましょう」と。「ただし、薬での処置は稀に、5%くらいの確率でうまく行かないことがあります。その時は手術になります」とのことでした。5%にはなりたくないなぁ。。。

 

薬での処置はこのようなものです。

Mifegyne*1を3錠服用

48時間後に、Cyprostol*2を2錠服用

3時間経っても出血が始まらない場合はさらにCyprostolを2錠服用

10日後診察

 

その場でMifegyneをごくごくと水と一緒に飲みました。48時間後なので明後日の午前中にCyprostolを服用します。

 

先生が言うには、「出血は痛みを伴うので、Cyprostolを服用する30分くらい前に手持ちの鎮痛剤、なければ処方しますが、普通の鎮痛剤ならどれでも結構です、を服用してください。出血は最初はすごく多いですが、徐々に少なくなりますからね。でも何か問題があればいつでも受診してください」とのことでした。

帰宅してから、このような方法で処置した方たちのブログを見ると、かなり痛いようで、しかも出血の量もとても多そう。すでに怖気付いています。。。手術の方がよかったのかしらとちょっと後悔したり。

 

なので、今は次の薬の服用を待っている最中です。やっぱりでも気になってしまって、もうすでに気のせいか、お腹が痛いようなそんな気すらしています。こんなんで大丈夫なのか、私。。。きちんと最後まで頑張れるかなぁ。いや、頑張らないといけないんだから。頑張るしか選択肢がないんだから。。。

 

*1 Mifegyne ミフェプリストン

ミフェプリストン (mifepristone) は、抗グルココルチコイド作用と抗アンドロゲン作用も持つ薬物。主に人工妊娠中絶に使用され、「RU-486」、「中絶用ピル」と表現されることもある[1]。日本では未承認の医薬品で、販売は薬事法で禁止されており、医師が使用する場合を除いて使用者は刑法の堕胎罪に抵触する。

  wikipediaより

 

*2 Cyprostol ミソプロストール

 

  粘液や重炭酸イオンの分泌を促進するほか、壁細胞に直接作用してヒスタミンガストリン刺激による胃酸分泌を抑制する[1]。腸管の蠕動運動を促進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を起こす。子宮平滑筋に作用し、子宮収縮作用を持つ。

            

   wikipedia より

 

これらの説明を読むと、要するに、これらの薬によって人工中絶をするということなのですね。。。中絶したくないのに、しなければいけないなんてほんと悲しい。まさか私が中絶させる薬を服用することになるとは。。。

これまで、人生何事も経験と思ってきたけど、こんな経験はしないにこしたことはありません。しない方が良いに決まっています。

 

でも、今回のことで思うのは、世の母親の皆さん、いや女性の皆さんの中にはこういう経験をしている人が思いの外居るんだろうな。いやこういう経験をしていなくても、妊娠に伴う不安と40週付き合って、大変な思いで出産をして、子供が生まれてからも、それこそ心配の連続なんだろうなぁ。ということ。

自分の母親がどんな大変な思いで妊娠、出産、子育てをしてきたのかということ。

女性ってなんてすごい生き物なんだろう。なんてたくましいんだろう。

私も強くなりたい。皆頑張っているんだもん。私にできないはずがない!と言い聞かせて、明後日に迎えるXデーに臨みたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての妊娠→流産 記録①

今年の始め、生理予定日になっても生理が来ず、ついに来たか!と予定日の1週間ほど後に妊娠検査薬を買ってきて(初めて買ったのですが、結構高いんですねぇ)、検査したところ陽性。

それからすぐに近所の産婦人科に検査の予約を入れに訪れたところ、「まだ時期が早いですからね。」と2月14日の予約になりました。

しかし、その予約していた日の数日前に下腹部に軽い痛みを感じたので、結局予約前倒しで受診しました。

私の計算ですと、多分その時6週目くらいだったと思います。

その時の受診で処方された薬がこちら

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プロゲステロンというホルモン剤です。先生曰く、人工授精した人なども普通に使うホルモン充填薬ですとのこと。

プロゲステロンは、赤ちゃんの育つ子宮内膜をふかふかに保つホルモンで、妊娠すると多く分泌されるようになるホルモンなのだそうです。

しかし、私は病気でもないのに人工的にホルモンを体に入れるのに抵抗があったのと、この時期にダメになる妊娠は、もともと染色体のエラーによるもので、母体とは関係がないというのをネットで読み、ここはひとつ自然に任せてみようと思い、結局一度も服用しませんでした。

 

そして、迎えた2回目の診察が昨日。私の判断ですが8週の3日目くらいだと思います。

前回はまだ時期が早いからエコーで胎嚢の中がきちんと確認できなかったのですが、今回はしっかり確認できました。

画面に写っていたのは、まぁるい形の穴でした。ぽっかりと空いた黒い穴。そうです、胎嚢の中に何もなかったのです。

 

実は、前回の診察の時の先生の雰囲気から、なんとなくマイナスな予感は感じていました。でも、今回はしっかり先生の口から、「残念だけど、胎芽(ドイツ語でEmbryo)が育ってないですね」と言われました。

 

つわりらしきものも特になかったし、胸がはるとかそういうのも特に感じなかったので、言われた時はすんなり納得した自分がいました。

 

その後、先生が言ったことは、この胎嚢を取り除かなければならないけれど、そのためには二つ方法がある。ひとつは手術で吸い出す方法、もう一つは薬で出す方法。

どちらでもあなたが好きな方を選べます。とのこと。

 

その処置のためには、この診療所ではなく、大きな病院に行かないといけないので、その紹介状(Überweisung)を書いてくださいました。

 

紹介状をもらってから帰宅するまでのわずかの道のりを、一人で色々考えました。あぁやっぱりだめだったかぁ。残念だなぁ。計算だと九月末が出産予定だったから夏休みの帰国も今年は無理だと思ってたのに、なんか全部考え直さなくちゃなぁ。とか。

 

帰宅して、相方にダメだったと伝えると同時にすごく悲しくなって泣きました。私にとっては、念願の初めての妊娠で、すごく嬉しかったのにまさかこんなことになるなんて。。。

せめてもの救いは、胎芽を一度もみることなくこの妊娠が終わってしまったことでしょうか。おそらく私の今回の妊娠は受精卵がかなり早い段階で細胞分裂をするのをやめてしまったようで、赤ちゃんの姿を見ることは一度もありませんでした。だから、まだなんとなく救いがあるというか。。。

 

でも、自己流ですが、この2年ほど妊娠を試みていて、やっと叶って、これからの妊婦生活のために、色々と準備しなくちゃなぁとワクワクドキドキしていた矢先のことだったので、すごく悲しいです。卵の段階だけだったとしても、私にとっては初めての赤ちゃんでした。

どこかへ消えてしまったけど、一瞬でも宿った命でした。両親に妊娠を報告したら喜んでくれるだろうなぁと、報告できるのをすごく楽しみにしていました。

やりきれない思いでいっぱいです。

ここ1、2年同僚たちが次々と妊娠し、皆無事に出産をして子育てをしているのを見ているので、私もきっと彼女たちに続けるのだろうなぁと思っていました。

 

このような初期の流産というのは、妊娠の15%ほどの確率で起こるのだそうです。特に私はもうすぐ40代になります。思いっきり高齢です。だから、この確率はもっと高いはず。

生理周期は20代の頃からほぼ狂うことなく、基礎体温も低すぎず安定していたので、妊娠には高齢だけれど、私はきっとすぐ妊娠できるんじゃないかとたかをくくっていました。自分の体のことを見くびっていました。

相方と付き合いだした30代前半頃はまだ妊娠したくなくてピルを飲んでいたこともありましたが、今思うと、あの若いときにさっさと妊娠に向けて舵をきっておくべきだったかなぁと後悔しています。

浅はかでした、自分。

でも、今となっては後悔先立たず。現実を受け入れるしかありません。

 

ベェベェ泣いて、泣きはらした目をして、今日は紹介状を持って婦人クリニックへ行ってきました。

 

続く。